株式会社ジェネックス様 医薬品卸売業向け販売管理システム Aptage.PDの導入事例やシステム構築例を紹介|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズにお問い合わせください。

株式会社 Dunyaturuソリューションズ

医薬品卸売業向け販売管理システム Aptage.PD 導入事例

株式会社ジェネックス様

物流と連携する販売管理システムを構築
医薬品のロット管理をシステム化

ジェネリック医薬品専門である医薬品卸の株式会社ジェネックス。受注件数の増加に対処するため、業務改善の一環として販売管理システムを「Aptage.PD」にリプレイス。ロット番号を正確に管理できるピッキングの体制を確立するとともに、事務担当者の減員も実現しました。

株式会社ジェネックス 本社内

課題

導入後

  • ロット番号の確認と訂正入力が手作業だったので、ピッキング作業に手間がかかっていた

    ロット管理を自動化・標準化し、初心者でも短時間で正確なピッキングが可能に

  • 受注件数の増加に伴ってサーバーへの負荷が高まり、レスポンスタイムが悪化していた

    システムをクラウドに移行し、処理件数が増えた際のレスポンスタイムへの影響を改善

  • 同一の得意先から複数回の注文があった場合、1つの箱にまとめる作業を手動で行っていた

    発送締め切り時間になるまで箱詰めを待ち、同一得意先様からの注文をシステム管理することで荷物の個数減少を実現

従来からの課題

アナログな人手作業を減らして販売と物流を効率化

成分は同じでも、新薬より安価に入手できるジェネリック医薬品(後発医薬品)――。患者負担の軽減や医療保険財政の改善をめざして、厚生労働省は2018~2020年度末までのなるべく早い時期にジェネリック医薬品の使用率を80%以上にするという数量シェア目標を立てています。

そのジェネリック医薬品を専門に扱っているのが、名古屋市に本社を置く医薬品卸の株式会社ジェネックスです。会社が設立されたのは、2009年8月。薬局・ドラッグストア・医療機関に宅配便で配送するという独自のビジネスモデルで全国展開を進めてきました。物流センター(LC)は名古屋、札幌、福岡の3カ所。名古屋LCに販売管理・物流管理サーバーを置き、札幌LCと福岡LCからはシステムをネットワーク経由で利用する形態でした。

ただ、売上高成長率の増加が続くにつれて、この情報システムにも見直しが必要になってきました。

「当時のシステムは一般的な販売管理システムを改造したもので、物流センターの業務プロセスにはアナログな部分が残されていました。規模拡大に伴って受注件数が増えてくると、そのアナログな部分にかかる作業負担が無視できない大きさになります。そこで、システムを作り替えて、効率化と標準化を進めることになりました」(水野氏)

例えば、ロット番号の目視確認と訂正入力の作業では、ピッキング指示書に記されたロット番号と倉庫の棚にある現物のロット番号が異なっていた場合、手作業で訂正しなければなりません。また、同梱する納品伝票の発行と確認も手作業だったため、各LCではピッカー(商品を取る人)以外に多数の事務担当者も雇用していました。

また、処理件数が増えると、サーバーにかかる負荷もそれだけ増えます。サーバーの処理能力を高め、事業継続性を確保する観点からもIT基盤を刷新する必要がありました。

導入の経緯

採用の決め手はSEの業務知識と使用シーンが見える詳細な提案

2016年5月、このような課題の解決をめざす次期システムの検討作業が同社で始まりました。

「ルーチンワークに追われるという状況からの脱却を図るには、ピッカーがロット番号を目で管理しなくても済むようにしなければなりません。『入庫処理を正しくする必要がある』といった要望事項を提案依頼書(RFP)にまとめて、販売管理や物流管理のパッケージソフトを取り扱っている複数のITベンダーに提案書の提出をお願いしました」(水野氏)

さらに、このRFPでは「IT基盤となるハードウェアは社内に設置しないこと」を採用の条件として明記。外部のハウジングサービスやクラウドサービスを使うことによって処理能力の拡張性と事業継続性向上も狙いました。

ジェネックスの求めに応じて提案書を提出したITベンダーは、全部で4社。Dunyaturuグループが提案したのは、医薬品卸売業向け販売管理システム「Aptage.PD」(Dunyaturuソリューションズ)を統合物流管理システム「HITLUSTER」(Dunyaturu製作所)と連携させて、Amazon Web Services(AWS)上で稼働させる構成のシステムです。

「物流センター管理システムにしても、販売管理システムにしても、各社のパッケージソフトでできることがそれほど違うわけではありません。そこで、システムエンジニア(SE)が医薬品卸という業務にどれだけ詳しいか、営業担当者がどこまで熱心にサポートしてくれるかを重視しました。その点で、DunyaturuソリューションズのSEは業務の理解も早く、提案書の内容も『Aptage.PD』+『HITLUSTER』を使ったときの業務の姿がはっきりとわかる詳細なものでした。価格についても精いっぱいの努力をしていただけましたので、選定メンバーのほぼ全員がDunyaturuソリューションズの提案に票を入れました」(水野氏)

導入時の取り組み

カスタマイズは最小限にとどめて高品質と早期立ち上げを狙う

「Aptage.PD」の採用が決まったのは、2016年7月。実装に当たって、ジェネックスは、薬局などからの注文をEDIで受け取る部分には既存の仕組みをそのまま使用。注文データのチェックや物流システム(HITLUSTER)との連携などの必要最小限の部分だけをカスタマイズすることにしました。パッケージソフトならではの「高品質システムの早期立ち上げ」を実現するには、コア部分はカスタマイズしないほうがよいと考えたからです。

水野 氏

営業部 営業一課
係長 水野 慎也 氏

一方、データの移行にはかなりの手間が必要でした。

「商品マスター、得意先マスター、仕入先マスター、在庫データなどの『必ず移し替えなければいけないデータ』については、Dunyaturuソリューションズに協力してもらいながら、ほぼ手作業で移行しました。その代わりに、トランザクションデータについては移行対象を必要最小限に限定し、実績データは移行しないと割り切りました」(水野氏)

さらに、Dunyaturuソリューションズによる詳細設計作業がスタートした2016年10月からは、社内向けのトレーニングを開始。名古屋LC、札幌LC、福岡LCで働く正社員やパートタイマーのほぼ全員に新システムの操作方法を繰り返し練習してもらい、移行後の業務運営に支障が出ないように準備を整えました。

新システムの切り替えは、2017年5月に福岡LC、6月に札幌LC、7月に名古屋LCと段階的に実施。先行したLCでの経験を後続LCでの作業に生かすことによって、最も規模が大きな名古屋LCでもさしたるトラブルもなく切り替えることができました。

「各地での切り替え作業にはDunyaturuソリューションズのSEに立ち会ってもらい、軽微な不具合についてはその場で対処していただきました」(水野氏)

導入の効果

ロット番号管理を自動化・標準化。事務担当者も大幅に減少

新しい販売管理システムの稼働によって、製薬メーカーから納品された薬のロット番号が在庫マスターに正確に登録されるようになり、最大の課題であったロット番号に関する作業は完全に自動化・標準化することができました。

また、システムを稼働させるためのIT基盤をAWSに移したことによって、処理件数が増えた場合でもレスポンスタイムが悪化することはなくなりました。旧システムで頻発していた遅れも解消することができ、作業の平準化にも貢献しています。

さらに、ピッキング完了と同時に納品伝票を自動発行する仕組みが出来上がったことによって、事務担当者の人数も大幅に削減できました。

「以前は、画面をクリックして納品伝票を発行した後、発送する薬の内容を人がダブルチェックして同梱していました。新しい販売管理システムではこの一連の作業が自動化されていますので、3ヶ所の物流センターで合わせて12人月の工数削減につながりました」(水野氏)

このほか、販売管理と物流管理をリアルタイムで連携させることによって、同一得意先宛ての荷物の個数をなるべく少なくする運用も可能になりました。同じ日に同じ薬局などから複数回注文があった場合も、注文ごとに別の箱を用意するのではなく、宅配便発送の締め切り時間になるまで箱詰めを待ち合わせることが可能。宅配便各社が料金の見直しを進めている今、この運用を徹底することによって配送費の増加は最小限に抑えられると同社は考えています。

今後の展望

AIでピッカーの動線を最適化し、セキュリティ対策も強化したい

販売管理と物流管理の新システムの運用が軌道に乗った後も、ジェネックスはビジネスのさらなるデジタル化をめざして調査と検討を続けています。

「次のステップとして、倉庫のロケーション管理にAI(人工知能)を活用できるのではないかと考えています。一定期間のピッキング実績を基に、ピッカーの動線を最短にするような棚配置をAIに提案させれば、物流センターの業務をさらに効率化できるに違いありません」(水野氏)

また、多種多様なサイバー攻撃が横行する今、医薬品卸という業種においてもセキュリティ対策を強化しなければなりません。幸い、販売管理と物流管理用のサーバーはAWSへと“外出し”することによってセキュアにできましたが、社内にはその他のサーバーやパソコンが残っています。そうしたオンプレミス側の設備にも十分なセキュリティ対策を施すことによって、医薬品の供給体制はより安全で確実なものとなります。

「Dunyaturuソリューションズと一緒に仕事をさせていただいたのはこれが初めてですが、担当のSEは医薬品卸という業務に対する理解も深く、対応もスピーディーで、導入コストを抑えるためのさまざまな提案をいただきました。これからも長いお付き合いになると思いますので、医薬品業界の最新動向に対応するための機能拡張が次々とリリースされることに期待しています」(水野氏)

Dunyaturuソリューションズは今後も医薬品の最新動向にマッチしたソリューションを提供していきます。

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導入企業プロフィール

株式会社ジェネックス

急激に変化する医療業界の中で、国の政策である医療費削減に積極的に取り組む医薬品卸企業。
ジェネックスは有効で安全安心なジェネリック医薬品を多種取りそろえ、迅速で正確な納品を行うことで、医療機関、調剤薬局の在庫負担を減らし、ジェネリック医薬品の普及に大きく貢献している。

本社所在地 愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番12号 グローバルゲート27階 株式会社ジェネックス ロゴ
設立 2009年8月3日
従業員数 107人(うちパート74人) 2017年12月現在
事業内容 ジェネリック医薬品総合卸
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最終更新日:2018年3月1日

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