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四家 義之の『音声合成システムを活用する企業が成功している理由』|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズをご利用ください。

特集・コラム

音声合成システムを活用する企業が成功している理由 音声合成システムを活用する企業が成功している理由

音声読み上げソフトをビジネスに活用している組織

 みなさんのお客様は説明書を読むタイプですか、それとも読まないタイプですか?

 メーカー側の人にこのような質問をすると大抵の場合、「大半のお客様は説明書を読んでいると思いますが、なかには読まない方も居るかもしれません」という回答が返ってきます。しかし、実際にはユーザーの大半は、説明書やマニュアルなど文書類をちゃんと読んでいないと言われています。これはビジネスやプライベートに関係なく、ほぼ全ての人に言えることでしょう。文章を読むという行為は、①文字を目で見て認識し、②頭のなかで文字をイメージに置き換えて、③そのイメージから文章を理解するというプロセスをたどります。これは、人間の脳にとって大変負荷の掛かる作業です。文字の情報から内容を理解するというのは集中力と想像力が必要なのです。こうした能力は、本をよく読む人と読まない人で理解度が大きく違ってくると言われていますが、その理解度を大きく向上する手段があります。それは、音読した文章を聞くという方法です。

 幼い子供に絵本や物語を音読する「読み聞かせ」という教育があります。これは、乳幼児期の情操教育・文字の習得などに効果があると言われていて、年齢が上がっても読書への導入としても有効であり、集中して話を聞く訓練にもなります。特に重要なのは音読することによって集中力が高まり、文章への理解度が向上するという点です。文章を目で見て黙読するよりも、確実に内容に対する理解が高まるのです。なるほど、言われてみれば文章を目で読んで黙読するよりも、音読してもらって図表やイメージを追った方がわかりやすいというのは、映画館で字幕の映画を見るのと吹き替え版を見るような違いがあります。内容に集中できるのは、あきらかに吹き替え版の方でしょう。人間は、文字を読んでこれを理解するよりも、音で聞いて理解する方が理解度は高くなります。

説明書を読むよりも、聞く方が理解しやすい

文章を黙読するよりも、音読されたものを耳で聴いた方が理解度は上がる。

 読み上げられる文章を聞く方が、自分で文章を黙読して理解するよりも確実に理解度は上がります。説明書を読んで理解するよりも、誰かに説明してもらった方がより早くより確実に内容を理解できます。また、文章を読んで何らかの作業をする場合、しばしばミスが起こります。「文章を読み間違える」、「文章の内容を勘違いする」こうしたミスが起こりやすくなるのです。

 最近では大半の人が通販などでいろいろな商品を購入していますが、その商品を注文ごとに揃えるピッキングという作業があります。ピッキングの担当者は、注文書を見ながらひとつひとつ商品を揃えていくのですが、似たような膨大な商品のなかから商品名、色やサイズといった属性情報をもとに商品を選ぶわけですから、慣れた担当者でもときどきミスすることがあります。そこでこのミスを減らすために、あるエンジニアリング会社では、倉庫の仕分け作業の際に、製品のバーコードを読み込むと製品名と、メーカー名を読み上げるという仕組みを構築しています。この「読み上げる」という仕組みを加えることで、ピッキングミスを大きく減らすことが出来るのだそうです。

 ある機器メーカーが販売しているPOSレジ端末には金額の読み上げ機能があり、業務に慣れていないアルバイト店員などの釣り銭の取り違え防止に効果をあげています。精算毎にお釣りの金額を読み上げるだけの機能ですが、レジ係の店員とお客様にこの金額が聞こえるため格段に釣り銭ミスが減るのです。また、ある企業では社内システムや機器の操作に手順書やマニュアルがあるにも関わらず、繰り返し操作ミスが生じて業務が止まってしまうという問題があります。これは、システムや機器ごとに操作内容が微妙に違うため、勘違いや思い込みで操作ミスを生じてしまうためです。その対策として、システムや機器ごとに手順やマニュアルを読み上げるようにしたところ、劇的に操作ミスが減ったとのことです。

 このように、文書を読み上げることで、ミスなく正確に理解を促すというメリットをビジネスに活用しているケースがあるのです。しかし、こうしたケースはまだ少なく、その理由は文章の音声読み上げ効果メリットがまだ周知されていないことと、文章の読み上げシステムが手頃で良いものがこれまで無かったからだと言われています。

 そして、身近に活用されているケースに、自動車販売店があります。
 “自動車販売店で文章読み上げソフトが何に使われているのだろうか?” そのように思われる方は多いのではないでしょうか。その答えは、来客されたお客様の自動車のナンバープレートから顧客情報を検索して、その情報を音声化するためです。

 ・お客様の名前
 ・お客様の本日の訪問目的

 この内容が音声化されて、営業担当者のインカム(ヘッドホンとマイクが一体化した通信機器)へ流れます。こうすることで、担当営業はお客様を一切待たせることなくスムーズな対応ができるのです。
 一流ホテルのドアマンは常連のお客様の顔と名前を覚えていて、顔と名前を覚えられることが最高のステータスであり、入り口で名前を呼ばれることが、一流ホテルを何度も訪れたくなる心地良さをお客様へ与える瞬間だと言われています。つまり、自動車販売店も同様にお客様を気持ちよくお迎えするために使っています。音声読み上げソフトが、お客様に対するさりげない気遣いを演出しているのです。

アイディア次第で広がる音声読み上げソフトの活用場面

音声合成ソフト活用のポイントは、誰にでも使える手軽さと自然な読み上げ機能。

 文章を読み上げるソフトはいろいろ種類がありますが、単純に文章を音声にすれば良いというレベルのものが多く、実用的で手頃なモノはあまりありません。日本語文章の読み上げと、英語文章の読み上げでは当然全く違います。文章読み上げソフトを幅広く活用してもらうためには、誰にでも簡単に使える使い易い操作性が重要です。できれば、面倒な設定をしなくても、ただ読み上げて欲しい文章を指定するだけで、わかりやすい自然な読み上げができるモノが理想です。また、日本語では同じ文章でも文末のイントネーションを上げるか下げるかで、「言い切る内容なのか」、「疑問を投げかける内容なのか」を使い分けるということがあります。こうした変更が誰でも簡単にできる操作性が求められるのです。

 Dunyaturuソリューションズ・クリエイトが提供している「ボイスソムリエ ネオ」は汎用知的音声合成システムとして、こうしたニーズに対応したソフトです。その特徴は以下の通りです。

・入力した漢字かな混じりテキストを音声化できます。
・作成後の音声は、音声ファイルとして出力できます。
・電子カタログなどのデジタルコンテンツ(EPUB形式)に読み上げ音声を追加できます。
・編集画面で、アクセントやイントネーションなど高度な音声調整ができます。
・CSV形式ファイルから複数の音声ファイルを一括作成できます。
・よく使う一文(フレーズ)を音声調整済み定型文として登録できます。
・男性、女性4つの音色を使い分けることができます。

 文章を音声読み上げすることで、ミスを減らし、その理解度を上げることができます。

 音声合成ソフトは、今後様々なニーズに合わせて幅広く活用されていくと思われます。その中でも特に注目されているのは、機器の操作や修理や部品交換といったエンドユーザーがセルフサービスで行う作業に関するものです。
 こうした作業はこれまで、分厚い説明書や分かりにくい操作マニュアルと悪戦苦闘するものでしたが、最近ではタブレットなどのモバイルやスマートフォンなどを活用した操作ガイドが簡単に利用できるようになりました。紙の説明書やマニュアルをそのまま電子化したものもまだ多いようですが、今後は音声ガイド付きの説明書やマニュアルが一般的になっていくものと予想されます。
 こうした操作ガイドは、煩雑に内容が更新されたり、お客様からの要望でよりわかりやすい内容へ変更されたりしますので誰でも簡単に使えて、自然な感じに読み上げてくれる機能が必要です。お客様やエンドユーザーに対するサービスとして、手軽で着実に満足度を高めるために、まず各種文章の読み上げからはじめてみることを強くオススメします。商品やサービスに付随する説明書やマニュアルを、音声読み上げすることでお客様からの評価を着実に向上することができます。

汎用知的音声合成システム「ボイスソムリエ ネオ」とは

概要

簡単な操作でテキストから音声ファイルを作成できるシステムです。アクセント調整はもちろん、音の高低や長さの調整など、高度な音声編集が可能です。ナレーションやアナウンスを必要とするさまざまな分野でご利用いただけます。

特長

・入力したテキストの前後の文脈から適切な読み仮名とアクセントを自動付与し、人の声に近い自然な音声の
 作成が可能。
・女性2音色、男性2音色を用意することで、利用シーンに応じた音声の使い分けが可能。
・業務に役立つさまざまな機能を提供(PowerPoint連携、辞書登録、音声ファイル一括作成など)

適用分野

・eラーニングのナレーションに(耳からも聴くことで理解力の向上が期待できます)
・留守番電話の応答メッセージに(電話口でも聴きやすい音声の作成が可能です)
・動画等の手順書のナレーションに(聴きながら手順を確認することで作業ミスの低減を支援します)
・PowerPointスライドの音付けに(印象に残る拡販ツールの制作が可能です)

図1 汎用知的音声合成システム「ボイスソムリエ ネオ」

図1 汎用知的音声合成システム「ボイスソムリエ ネオ」

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Dunyaturu・クリエイト プロダクト統括本部 四家 義之の写真

Dunyaturu・クリエイト
プロダクト統括本部 第2ソリューション本部 第3部 第4グループ
四家 義之

1987年入社。OCR制御系ソフトウェア開発から、官公庁/金融系/建設業など幅広い分野の業務システム開発に携わる。
2005年より自社モバイルセキュリティ製品の拡販、およびプロジェクトマネージャに従事しつつ、常に新しい製品やサービスの企画・提案に邁進中。

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