3ページ目|第2回 シアトル・マリナーズ イチロー選手 <後編>「モチベーションの成長と言葉力」|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズをご...

スポーツ選手に学ぶ!仕事やる気術 金井壽宏のモチベーション講座

第2回 シアトル・マリナーズ イチロー選手 <後編>「モチベーションの成長と言葉力」

123

ただし「持論」にもレベルの差はあります。まずは「独りよがり」からはじまって、徐々に身近なロールモデルやビジネス本など他者の「持論」と照らし合わせて作られていき、徐々に研ぎすまされてきます。また、その一方で「山に登る方法は1つだけではない」ということにも気がついていくでしょう。

ある人は気持ちを合わせていくことによって、またある人は合理的な目標を持つことによって。モチベーションとなるインセンティブも、その伝え方も、十人十色という言葉どおり、さまざまです。未熟であったとしても、無意識であったとしても誰もが「持論」を持ちうるわけです。そして、人は自ら持つ「持論」を頭から否定されたり、軽んじられたりすることを嫌います。ですから、指導者や管理者として「持論」を伝えていくためには、相手を知り、相手の持論を受け入れることから始まります。そして、その相手に伝わる方法で伝えていくのです。

ですから、今はプレーヤーとして最高峰に立つイチロー選手も、いざ指導者になったときには、自分自身の「持論」を伝えるために、おそらく現在なしうる表現だけでは太刀打ちできないことに気がつくかもしれません。今後、どれだけ多くの表現方法を持ち、共感や納得、理解をさせていくか。そのレパートリーを増やしていくことがすなわち、持論をワールドセオリーにするための近道なのです。

図:セルフセオリーとワールドセオリー

しかし、これだけイチロー選手の言葉が人の心を打ち、共感を得ているということは、ある意味ではイチロー選手自身の「持論」がワールドセオリーになりつつあるということでもあります。1つは、イチロー選手自身のこれまでの実績によって「持論」についての説得力があるということ、カリスマ性ということもできるでしょう。しかし、それだけではないことに誰もが気づいていますよね。

自分が、どう変化したか。それを見るのが楽しい*2

もはや、ありきたりの選手でいることはできません*2

この使命感、成長への貪欲さ。それがイチロー選手の言葉が人々に届く最大の理由なのではないかと考えています。人は、教えようという人ではなく、学ぼうとしている人から学ぼうとするものです。

イチロー選手自身が、「考えること」にポジティブに向かい合うなかで見いだした言葉だからこそ、キラリと光る魅力をもつ。それが、成長するに従って、他者や後輩、社会にどのように向かい合っていくのか、どのように変わっていくのか楽しみにしています。

その真摯な姿勢は決して特殊なことではなく、普通のビジネスマンにおいても同じことがいえるでしょう。今あるフィールドでどれだけ持論をブラッシュアップしていくか。その真摯な姿勢をイチロー選手から学びたいものです。

参考文献

  • * 1『イチロー262のNextメッセージ』未来をかえるイチロー262のメッセージ編集委員会(ぴあ)
  • * 2『イチロー262のメッセージ』夢をつかむイチロー262のメッセージ編集委員会(ぴあ)

次回予告

第3回 元ピッツバーグ・パイレーツ 桑田真澄氏

元ピッツバーグ・パイレーツ 桑田真澄氏のモチベーションについてご説明いたします。(2008年6月公開予定)

前のページへ
123
金井壽宏のモチベーション講座トップ
最新IT事情が5分でわかる! ITバー つぐみ物語

本記事の内容は公開当時のものです。本コラムに関するご意見等ございましたら、Dunyaturuソリューションズまでお問い合わせください。

link best-cooler.reviews

www.adulttorrent.org/search/Anal Fisting

https://yarema.ua