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第5回 革新者は“一番”をめざさなければいけない|昨日の不可能を可能にする「万能超ポジティブ」講座|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズをご利用ください。

第5回 革新者は“一番”をめざさなければいけない
第5回 革新者は“一番”をめざさなければいけない

 「近い将来日本は、世界でも指折りのベンチャーしやすい国になるはず」と語る出雲氏。そんな中、革新を行う者は「一番」をめざさなければダメだと言い切ります。一番をめざさない人のもとには誰もついてこないと明言する出雲氏の考えとは?

一番をめざさなければ人も情報も集まってこない

 「ワンピース型」の組織である私たちのチームの中で、私の役割は、ルフィが「俺は海賊王になる」と言っているのと同じように、「ミドリムシで地球を救う」と声を大にして言い続けること。そして、それが絶対にブレないこと。というお話をこれまでしてきましたが、その一方で、私は企業の社長でもありますので、会社を存続させなければならない役目も担っています。

 私はこの講座の中で、「これからの時代は、会社のためにというよりは、人類や社会のために、という意識が必要だ」ということを一生懸命訴えてきましたが、かといって、「会社はどうでもいい」と思っているわけではもちろんありません。会社は目標を達成するための手段の一つですが、その組織を会社というかたちにした以上、そこで働く人たちに対し、社長としての責任が生じます。何よりも会社を存続させなければ目標は達成できないのですから、会社の経営についても日々考えています。

 これは企業の新規事業開発などにも当てはまると思いますが、新規事業を起こす際に最も必要なものは、「一番」をめざすことです。その分野でナンバー1にならなければ、新しく切り拓いていく分野で生き残るのは難しいと、私は考えています。例えば、日本で一番高い山が富士山であることは誰もが知っていても、二番目に高い山は? と聞かれて、すぐに答えられる人はどれぐらいいますか? 答えは南アルプスの北岳ですが、富士山に比べると、ほとんど知られていません。だから北岳の情報は圧倒的に少ないし、登山客も投資のお金も集まってこない。検索サイトでのヒット数を比べてみてもトップにくるものとその下の二番目では大きな差があるのは明らかですよね。富士山には情報も人もお金も真っ先に集まります。それと同じです。一番を狙っているところにしか、優秀な人も集まらないのです。

一番のものには、情報も資金も人材もたくさん集まる。常に一番をめざすことが大切。
一番のものには、情報も資金も人材もたくさん集まる。
常に一番をめざすことが大切。

 といっても、いきなり大きなエリアやカテゴリーで一番を取る、めざすというのは、なかなか難しいでしょう。それよりも、ここで私が言いたいのは「どういう切り口であれば一番といえるのか、一番になれるのか」ということ。それは別に「多摩ニュータウンで一番」でもかまわないのです。「多摩ニュータウンで一番、レスポンスの早い介護センター」などでもいい。自分が胸を張って言える「一番」であれば何でもかまいません。その切り口を探して、その分野で勝負するべきだということです。世界一や日本一といった広いカテゴリーでなくていい。何かのカテゴリーでたとえ偶然でもかまわないので一番になれそうなものを見つけることです。

 見つけるコツは、切り口のエリアを狭めていくこと。順位は自ずと上がっていきますよね。また、エリアだけでなくカテゴリー、ビジネスのフォーカスの範囲を狭めていくと、1000位、100位、10位と上がり、いつかは1位にたどりつきます。これはもともと切り口がぼんやりとしているものを明確にするという意味でも有効です。例えば、鍵屋さんで言えば、鍵屋で一番をめざすのは難しいので、金庫の鍵に特化してみたら一番になったということです。それまで「鍵屋で総合二番」と掲げても、あまり反応はなかったものの、「金庫の鍵で一番」と掲げたところ、少なくとも金庫の鍵に関しては引き合いが続々とくるという現象が起きるのです。また、一番と胸を張れることで、周囲の見る目が本当に変わってきます。人間は一番であれば、一番にふさわしいように努力します。ウソはつきたくないですから。逆に二番は、ビジネスとしてはなかなか印象に残りづらく、非常に不利な土俵です。これは社内の新規プロジェクトでも同じです。すでに市場ができあがりつつあって、一番になることがなかなかイメージできないものよりも、ひとまず一番である、または一番に限りなく近い切り口を探した方が成功の確率はぐっと上がってきます。

 「なんでもいいから新規事業」では失敗します。「これをやってみたい」というジャンルや素材があれば、まず、その中での「一番」を探す作業から始めることをおすすめします。

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