2ページ目|第3回 セルフ・イノベーションのための基礎体力|ビジネスを変える! 前刀禎明のセルフ・イノベーション仕事術|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズをご利用ください。

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ビジネスを変える! 前刀禎明のセルフ・イノベーション仕事術

第3回 セルフ・イノベーションのための基礎体力

問題発見力を鍛えよう


日常生活のなかで問題発見力を鍛える

通勤途中、いつも歩いている道で新しいビルを発見して、「あれ?いつの間に、こんなビルが?」と驚いたことがあるのではないでしょうか。それまで何ヶ月もの間、工事は行われていたんです。バリケードの向こうに、建設現場があったんです。それが視野に入っていなかったのです。同じ道を歩いていると、いろんな情報に気付かなくなってしまうんですね。家から駅まで、駅からオフィスまで、歩き慣れた道ですから、キョロキョロすることなく、目的地に着けます。惰性で続けている行動の中では、新しいことはしなくなるのは当然です。


これは仕事でも当てはまります。同じ仕事を続けていると、確かに習熟度が増します。しかし、すべてのことが当たり前になり、新しいことを考えたり、何かを発見したりすることがなくなります。「当たり前」だと思うと、好奇心を持たなくなります。ひとつひとつのことは、当たり前、「なぜ?」という疑問を持たなくなります。そうすると、見逃しているところで、何か変化が起きていても、気付くことができません。その小さな変化が、なにか大きな問題になった時に、初めて気付き、慌てる。そして、原因が分からず、対処することも難しくなる。どうしていいか分からないと言う。そんな経験ありませんか?


実は、見落としていた小さな変化が原因であったり、問題解決のヒントになったりします。問題解決のスキルを持った人は多くいます。もちろんビジネススクールでも教えてくれます。しかし、解決すべき問題を発見することは、なおざりにされがちです。小さな変化は、問題の原因だけではなく、ビジネスチャンスのきっかけにもなります。ビジネスでの成功は、チャンスを見出し、それを生かすことができるかどうか、また、深刻な問題が顕在化する前に、これを発見し、対処できるかどうかにかかっています。つまり、問題解決力だけではなく、問題発見力や知覚力が大切であるということです。その力を強化するためにも、つねに「何だろう?」「なぜだろう?」を考える習慣を身につけるべきです。感度をよくするためには、自分の肌感覚を大切にしてください。頭で理解するだけではなく、日常生活のなかで、身近な変化を見逃さないようにしてください。そこに「何か変だぞ!」を感じてください。


オンとオフは切り替えない


オフの時には、美術鑑賞、音楽鑑賞など、感性を刺激され、イマジネーションを働かせる時間を持っている人も多いと思います。しかし、それはあくまでオフの時の話で、その経験をオンで活かしている人は少ないですね。オンとオフを明確に分けてしまうことにより、頭の使い方、感じ方まで使い分けてしまっているんです。


オフの時間に、刺激された感性で変化の兆しを感じ取ったり、ふくらんだイマジネーションでこれから起こることを想像したり、そういうことの重要性を認識してください。遊びで心が解放されている時の方が、いろんなことを思いつきます。会議室にこもってブレストをやっても、なかなかいいアイディアが出ないことは、みなさん経験したことがあるはずです。


不思議なことに、常に問題意識を持つことにより、それに関連した情報が自然にひっかかるようになります。それが問題解決のヒントにつながったり、そこから新しいアイディアが生まれたりするんです。もちろん、好奇心を持たず、ぼぉーっと見ているだけではダメ。問題意識を頭に入れておくことにより、それまで見落としていたことにも気付くようになります。遊びで感じたこと、発見したことを、ビジネスにも応用できないか、意識的に考えてみるのもいいと思います。自分が達成したいこと、情熱をかたむけられることに関して考えることは、苦にならないはずです。ぜひ、オン、オフ関係なしに常に考えること、探すこと、感じることに取り組んでください。まずは森羅万象、いろんなことに興味と好奇心を持つことです。


寄り道も遠回りもOK


効率優先で行動すると、先にも述べたように、遊びがなくなり、発見力を弱める可能性があります。効率だけを考えるのではなく、「ムダと思われる」ことにもあえて目を向けることも必要です。ここで、「ムダと思われる」と書いているのは、その時の自分の見識や常識の範囲において、「ムダ」であると思い込んでいるだけのことです。新しい見識や常識、または別の基準で考えると、それは「ムダ」ではなく「必須」なことに変わりうるということです。そう考えると、多くのことを見落とし、チャンスも逃しているかもしれないわけですから、なんでもかんでも効率重視するのが、逆にもったいないことだと思えてきませんか? しかも、効率的と思ってやっていることが、実は、すでに非効率になっていることもありますから、ぜひ自分の行動や仕事の仕方を見直してみてください。発見することや、考えることを好きになってください。


もちろん効率を考えることを否定している訳ではありません。実は効率化も、本当に上手に効率化できているかどうか疑ってかかることも必要です。こんな例があります。人がやっていた作業をシステム化して、効率化を図ろうとするケースがよくあります。そこで重要なのは、既存の作業をそのままシステムに置き換えるのではなく、今までの常識をいったん忘れて、ゼロから本当に必要な作業は何なのかを考えてみることです。そうすることにより、本質的に重要なこと、価値を生むことが見えてきます。本当にいいプロセスを見出した後に、システム化を行えば、飛躍的に進化する可能性が出てきます。ムダを生かすことも、真の効率化を果たすことも、先入観や固定観念にとらわれないようにする姿勢が大切であるということです。


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