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CHAPTER 7 LESSON4 取引先からの誘いを、相手の気分を害さずに上手に断る方法は?|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズをご利用ください。

 取引先や上司・部下と上手に会話する!アサーティブ・トレーニング 取引先や上司・部下と上手に会話する!アサーティブ・トレーニング

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Chapter07LESSON4 取引先からの誘いを、相手の気分を害さずに上手に断る方法は?

取引先の社長から、経営学のセミナーに誘われました。社長が私のことを思って勧めてくれているのがわかっているのですが、あいにく、セミナーの開催日は仕事が忙しく、行けそうもありません。無理をすれば行けないこともないのですが、正直、そこまでして行きたくはありません。

POINT1 断る理由と感情を整理し、代替案を考える

アサーティブな断り方のポイントは、「時間が合わないから行けない」などの断る理由、「誘ってくれたことはうれしい」などという感情、「次回、同じような機会があったら誘ってください」などという代替案をより具体的に話すこと。そうすることで、誤解を避けることができます。

では、CASE4について、断る理由、感情、代替案を整理してみましょう。

(断る理由)
・セミナー開催日は期末にあたり、仕事が忙しいため行けない。

(感情)
・セミナーには興味があるので、タイミングが合えば行きたかった。
・自分のためを思って誘ってくれたことはうれしい。

(代替案)
・忙しい時期を外せば行けるので、また同じようなセミナーがあれば誘ってほしい。

POINT2 きちんと最後まで、NOと言い切る

日本人は、「その日は忙しいので……」と語尾を濁してしまったり、「その日は忙しいので……、またの機会にしましょう」などと、はっきり意思を示さないまま代替案を出してしまったりする傾向にあります。

しかし、これでは相手に突っ込む隙を与えてしまいますので、「忙しいので行けません」ということをはっきりと言葉にして伝えてください。

POINT3 気持ちは受け取るが、断るべきことはきちんと断る

はっきりと断りづらいという気持ちはよくわかります。そういう時は「お誘いいただきありがとうございます」など、相手の気持ちはきちんと受け取ったうえで言葉として伝えたり、「大変申し上げづらいことですが」などと、断りづらいという感情を口に出したりしてしまいましょう。

そうすることで、次の言葉を出しやすくなります。

また、女性や若い人に多いのですが、断る時に不必要に笑うのはよくありません。CASE2でも解説したように、メッセージが相手に伝わらないのは、言葉と振る舞いが合致していないケースが多いからです。断る時は、毅然とした態度や表情を意識しましょう。

しかし、長年かけて染みついたコミュニケーションのクセはなかなか治りません。だから、何度もロールプレイングをして訓練することが大切です。

実践編取引先からの誘いを断ってみましょう

これまで解説してきたことを踏まえ、取引先の人からのお誘いを断る場合に、アサーティブな方法を使って、具体的にどう対処すれば良いか森田先生に教えてもらいました。

取引先の社長「○○さんって経営論に興味があるんでしょう。私も大好きなんですよ。今週の金曜日の18時から、セミナーがあるので一緒に行きませんか」

自分「お誘いありがとうございます。でも、その日は9月28日ですよね。期末で忙しくて、私としては仕事を優先させたいんです。

相手への感謝を伝えつつ、会話の主導権を自分側にもってきます。

お誘いいただいたことはとてもうれしいのですが、今回はお断りさせてください。

誘ってもらったことに対しての感謝の気持ちはきちんと表現します。

NOというメッセージは明確に伝えます。

NOという時は不必要に笑わず、毅然とした態度で。

10月以降に同じようなセミナーがあればまた誘ってください」

代替案を提案します。

取引先の社長「そうですか、それは残念ですね。
また、何かあればお誘いします」

 先生からのアドバイス

アサーティブに断ることで、良い関係が続く

相手を尊重せずに断ると顔を合わせづらくなってしまいます。また、だからといって断れなくても、「また何か言ってくるのではないか」と警戒してしまい、その人に会いたくなくなります。

しかし、アサーティブに断ることができればお互いの気持ちのわだかまりがないように会話を終わらせることができ、良い関係を持続することができます。

次ページは「自分と後輩の仕事に対する温度差を埋める話し合いの方法」についてトレーニングしましょう。

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