Chapter5 情報を「変換」し、アイデア化する方法(2)|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズをご利用ください。

アイデアや発想に困らないビジネスパーソンをめざす 「『企画力』を身につけるトレーニング」

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Chapter5 情報を「変換」し、アイデア化する方法(2)

Chapter4では、情報を変換する際の基本的な姿勢についてお話しました。ではいよいよ、具体的に情報を変換し、アイデアとするための手法についてお話します。

1 「勝手にコンサルティング」の習慣を身につける

1 「勝手にコンサルティング」の習慣を身につける

さまざまな情報をストックしておくと、プライベートで出かけた先でも、ふとしたことからアイデアが浮かんできます。
例えば、私が以前、とある観光地を訪れた時のことです。そこでは遊覧船が航行しており、観光客に人気となっているのですが、その遊覧船に乗った際、「特別船室」というのがあったのでそちらを利用しました。
特別船室は一般船室よりも見晴らしがよく、スペースにゆとりもあります。普通室から特別船室が垣間見えますから、航行の途中で追加料金を払い特別船室に入ってくるお客様も何人か見られました。
ここで僕が思ったのは、「なぜ乗船してからアップグレードさせるのか?」ということ。

予め特別船室のチケットを買った人間からすると、船が動き出してから人がぞろぞろ入ってくるのは気持ちが良くない。また、航空会社のファーストクラスのように入り口と出口を別にしたり、もっと特別扱いができないものか。 アップグレードの料金は数百円、この金額は中途半端では。もっと特別扱いをして料金を更にアップさせるのはどうか……など。
私はこのように、いつでもどこでも思い立つと勝手にコンサルティングをしています。頼まれていないことについてコンサルティングをしたところで自分のビジネスにはつながらないじゃないかと思われそうですが、 こうして頭のなかであれこれ情報を組み合わせることで、アイデアを発想するためのスキルを磨くことができるのです。

2 逆方向から考えると「ものの見方」が変わる

2 逆方向から考えると「ものの見方」が変わる

情報を変換するには、普段と視点を変えることも重要です。
通常、人は自分の置かれた立場から物事を見て、そして考えます。Aという立場だったらBに対して「A→B」、Bという立場だったら「B→A」というように、視線も思考も一方向に向けられています。
そうした習慣を抜け出し、逆方向からも視線と思考を注いでみるのです。例えば自分が小売業だったら、買うお客様の立場から商品を見てみる。サービス業だったら、サービスを受けるお客様が「何を求めているか」を考えてみる。
例えば、牛丼チェーン店の吉野家では券売機を置いていません。これは吉野家が券売機で得られる効率よりも、「店員さんから声をかけられる機会が少ないとそっけない感じがする。

牛丼は美味しくても店の雰囲気が味気ない」という、「お客様の立場」から券売機を見て、券売機を設置しないという結論に達したのです。
この「逆方向から考える」という姿勢は、さまざまな成功例を生んでいます。具体的な成功例を見聞きした場合は、成功の裏にこの姿勢が隠れていないか分析してみましょう。

3 「思考の補助線」が引けないか、考えてみる

「日本100名城に行こう」というお城のガイドブックがあります。このガイドブックには100名城に選ばれたそれぞれのお城についての解説や、お城へのアクセス方法が書かれている他、巻末にスタンプ帳がついています。
人間とは不思議なもので、スタンプ帳があればスタンプが押したくなり、空欄があればそれを埋めたくなるという習性を持っています。 もともとお城に興味を持ち、お城を訪れるためにガイドブックを買った人でも、「せっかくだから」とスタンプを押すうちに、お城見学と同じくらい、時にはそれ以上に、スタンプ帳をスタンプで埋めつくすことが重要に感じられるようになってくる。 スタンプ帳にはこういうからくりが隠されているのです。

3 「思考の補助線」が引けないか、考えてみる

このように人の習性に働きかけ、ある行動を促すことを私は「思考の補助線」と呼んでいます。 「思考の補助線」というと特別なことのように感じるかもしれませんが、電車の乗降口にラインが引かれていたり、電車のロングシートに凸凹があったりするのも、整列乗車や座席の譲り合いを促す「思考の補助線」なのです。
他業種から仕入れてきた情報の中に、自分が展開しているビジネスのお客様の習性に働きかけるヒントがないか、つまり「思考の補助線」が隠れていないか。そういう視点で情報を見てみるよう心がけましょう。

ビジネスの場合、仕事の依頼が入ってきてから準備し、どうすべきかを考えるのでは遅すぎます。 試験対策として演習問題をこなすのと同じように、いつ何時、依頼や指示が入ってきても即座に対応できるよう、日頃から思考のトレーニングを行っておきましょう。

続いては、これまでの情報やアイデアを実際のビジネスへ"応用"していく方法をお話します。

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公開日:2015年6月29日

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