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Chapter 7 深く考える思考力を身につける|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズをご利用ください。

ビジネスマン必見! 一歩先行く仕事術35ビジネスマン必見! 一歩先行く仕事術35

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Chapter07深く考える思考力を身につける

現代は情報が多い分、いかに物事を深く考えられるか、深い解釈ができるかといった「思考力」が大切になっているのです。同じ情報から、いかに人と違うものを導き出せるかは、訓練次第でだれでもできるようになれます。「思考力」を鍛えていなければ、40代、50代になって仕事の内容がマネジメント中心になったときにも対応できません。若いうちから「思考力」を鍛えておきましょう。

難しい本を分かるまで読む

難しい本を分かるまで読む

深く物事を考えたり、別々のものを関連づけて考えたりといった「思考力」を鍛えるためには、難しい本を一字一句飛ばさず、理解できるまで、ゆっくりと時間をかけて読むことです。

情報を得るだけならテレビなどでもできますが、思考力や想像力を高められるのは本だけです。必要な部分だけでいいので、分かるまで読むのです。何度も繰り返し読んでもいいでしょう。速読は、知識を得るためのものであって、思考力を高めるための読書法ではありません。

最近ではあんちょこ本が売れ、難読な本は売れないと言います。しかし、一番難しい本を理解し、本質が分かれば、たくさんのあんちょこ本を読む必要などないのです。

自分の仕事に関係する分野が仕事にも活かせ一番いいのですが、それ以外の分野でも、もちろん構いません。違う分野の本を読むと良い刺激にもなりますし、本質が理解できていれば必ず応用が利きます。

難しい本が売れないということは、世の中全体の思考力が落ちているということで、ある意味、これはチャンスなのです。大多数の人の思考力が落ちているなかで、自分の思考力が少し高ければ、差別化を図れるわけですから。

速読はしない。一番難しい本(その道の第1人者の著書)を辞書代わりに読む。

「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」を繰り返す

「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」を繰り返す

日常の会議などでも、3つのキーワード「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」を繰り返すことで、深い思考力(論理的思考力)が身につきます。物事にはレベルがあり、二段階、三段階、四段階……、といくらでも下に掘り下げていくことができますが、一段階目や二段階目ですべて分かった気になっている人がいます。

そこで思考が停止してしまうのは、それより奥の世界を知らないからです。これを打破するのが「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」なのです。

特に「それから?」というのが重要です。「それから?」とは「次にもっと話はないのか?」と話を展開するように促す問いかけです。「それから?」と考えるようになれば、脳が活性化します。私は、頭の中には情報が入った棚がいくつもあると考えています。

「それから?」と聞かれたら、そこから情報を引っ張り出して答えるという作業をするわけです。もちろん、棚の中が空っぽだったら答えようがありませんから、いろいろな情報をあらかじめ入れておかなければなりません。

また、この棚の情報は「ひらめき」のもとにもなります。意外な情報同士がくっついてできたものが「ひらめき」です。だから、たくさんの情報を持った人は、ちょっとしたヒントで次々とひらめきを生み出すことができます。より多くのことに興味を持って、棚の中にその情報を蓄えておくことはとても大切なことなのです。

「なぜ?」「ほんとう?」「それから?」を口癖にする。

問題があれば、常にその優先順位を考える

※出典:「ビジネスマンのための『解決力』養成講座」 (小宮一慶著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

日常起きるさまざまな問題を解決する力をつけることで、論理的思考力もアップします。問題解決のプロセスの中でもかなり重要な部分を占めるのが、今すぐ解決しなければいけない問題はどれかという優先順位を決めること。

そこで役に立つのが、「緊急度と重要度の四象限のマトリクス」です。縦軸に緊急度、横軸に重要度を取り、問題を「緊急度も重要度も高い」「緊急度は高いが重要度は低い」「重要度は高いが緊急度は低い」「重要度も緊急度も低い」の4つに分けるのです。

企業なら、収益に与えるインパクトが大きい、お客さまに与える影響が大きいといったことを基準にすると、問題の緊急度、重要度は決めやすいと思います。そういった判断の基準を確認することも大切で、会社の場合はリーダーがその判断基準を明示しなければならないでしょう。

この緊急度と重要度のマトリクスが自分の頭の中に入っていて、自分なりの判断基準が確立していれば、起こっている好ましくない現象のなかで、手を打つべき問題をさっと指摘できるようになれるはずです。

問題は、緊急度と重要度の軽重を常に考え、緊急度、重要度を2軸にしたとき、マトリクスのどの位置にあるかを考える。

小さなことでも、最悪の状態になったときに被る最大限のリスクを考える

小さなことでも、最悪の状態になったときに被る最大限のリスクを考える

緊急度と重要度のマトリクスで、今は「重要度も緊急度も低い」場所にあるけれども、放置しておくと一気に「重要度も緊急度も高い」問題になってしまう「問題の芽」を見つけることが、実は重要なポイントになります。

最高の問題解決は、そもそも解決すべき問題を少なくすることですから、「問題の芽」をいかに早く摘むかが非常に大切なのです。

この「問題の芽」を見つけるために役に立つのが、「ダウンサイドリスク」(最悪の状態につながったときに被る最大限の損害)という考え方です。

たとえば、ある社員の態度がおかしいということに気付いた場合、その社員のほかの社員に対する影響力や担当する仕事によって、ダウンサイドリスクの評価は変わってきます。

このように、ある思わしくない現象に気が付いたら、小さなことでも常に、もしそれが最悪の状況につながれば、どれだけの損害があるのかを考えましょう。ダウンサイドリスクを常に推測する習慣を持てば、問題の優先順位付けの能力は高まります。

最悪の状態につながったときに被る最大限の損害を常に考えておく。

仮説思考で考える

仮説思考で考える

問題の解決法を考えるには、まず現状を客観的に把握するための情報、データを収集・分析することです。十分なデータがない場合は、「仮定」として判断します。

大切なのは、すべてを「仮説」として検証すること。直感的に考えると、どうしても先入観(思い込み)や、自分がやったことは正しいはずだというメンツがバイアス(歪み、偏見)となってしまいます。

思い込みや直感で決めないで、時間と予算の制約のなかでできる限り、仮説と検証を繰り返さなければいけません。論理的な思考力はその過程でも鍛えられるのです。

問題が生じたとき、直感は信じない。時間と予算の制約のなかでできる限り、仮説と検証を繰り返し答えを導く。

次ページでも、引き続き、深い「思考力」を身につける方法を学びます。

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公開日:2013年3月18日
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