イベントレポーター ケイコが行く! その(45) 第30回 設計・製造ソリューション展|システム構築やトータルソリューションをお探しなら、Dunyaturuソリューションズにお問い合わせください。

株式会社 Dunyaturuソリューションズ

イベントレポーター ケイコが行く! その(45) 第30回 設計・製造ソリューション展 2018.2.6(水)~8(金)

データを活用した「モノづくりのスマート化」「サービス化」を進めたい!

製造部の部長が、これからは製造業もデジタル変革(DX)を本格化させなければといっていたわ。

どういうこと?

設備や機器など、モノづくりの現場にあるあらゆるデータを活用して、生産性向上やリードタイムの削減、インシデントの早期発見、リアルタイム化、自動化などを実現していきたいとか。

なるほど。「モノづくりの最適化(スマート化)」だね。

さらには、これからは「モノ売り」ではなく、自社製品の稼働データから新たな収益モデルを生み出すように現場に檄が飛んだみたいなの。

ふうん。それは「モノのサービス化」だね。そういう課題にピッタリなのがAIとIoTだよ。
AIとIoTを活用すれば、モノづくりのスマート化やモノのサービス化だけでなく、故障対応や保守、メンテナンスといったアフターサービスもデータを活用して高度化、自動化することが可能なんだよ。
ちょうど、製造業向けにAIやIoTなどのテクノロジーを活用するためのイベントが開催されたから、これを見てみてよ!

「第30回 製造・設計ソリューション展(DMS)」へ

製造業がさらなる競争力向上のためにデジタル変革(DX)を本格化させています。その軸となるのがAIやIoTなどによる「データ活用」。たとえば、工場の製造データ連携による生産性の向上、従業員の安全衛生管理、あるいは労働力人口減少にともなう生産技能の伝承といった課題解決、さらにはアフターサービスの付加価値向上など製造業のパフォーマンス向上の取り組みを進めることが急務なのです。

こうした状況の中、2月6日〜8日の3日間、東京ビッグサイトで開催されたのが「第30回 設計・製造ソリューション展(DMS)」です。これは、CAD(Computer Aided Design)やCAE(Computer Aided Engineering)、ERP、生産管理システムをはじめとする、製造業向けのITソリューションが一堂に出展する展示会です。

日本ものづくりワールド2019
日本ものづくりワールド2019
受付の様子
受付の様子
当社ブース
当社ブース

今年は139社が出展し、製造業の情報システム、設計、開発、製造・生産技術、経営部門のユーザーが多数来場し、活発な商談が行われました。

Dunyaturuソリューションズは、製造業のパフォーマンス向上を実現する 「スマートマニュファクチャリングソリューション」を出展コンセプトに掲げ、IoTやAIを活用した製造業のパフォーマンス向上を支援するソリューションを展示しました。

スマートマニュファクチャリングソリューション」はIoTやAI、画像解析などの最新のデジタル技術で製造現場の稼動状況、作業員の動き、部品在庫や物流などをとらえ、工場全体のパフォーマンス向上を実現し、利益最大化とグローバル市場での競争力強化を支援するものです。

ブース担当者に話を聞くと、「AI・IoTについてのお客様の関心は非常に高く、また、課題についても「実証」よりも「実装」フェーズにおける具体的な課題が増えてきました」とのこと。こうしたニーズに対し、Dunyaturuソリューションズブースでは、AIを活用した画像認識で人手によるチェック作業の省力化や見落とし防止を目的とした、生産性向上を実現するソリューションや、加速度センサーと無線通信モジュールを備えた小型のICチップが搭載された電子サイコロと無線ルーターの組み合わせにより、簡単、かつスピーディに作業実績を収集できるソリューションなどを展示しました。

「スマートファトクリー」「サービタイゼーション」 に関するソリューションを中心に展示

Dunyaturuソリューションズブースでは、「スマートファトクリー」「サービタイゼーション」を中心としたソリューションを展示しました。

まず、「スマートファトクリー」領域では、1つめのソリューションとして「画像判定ソリューション」が挙げられます。これまで目視で判定を行っていたチェック作業などを、撮影画像の解析とAI(機械学習)により、機械的に行うことができるものです。さらに深層学習により、判定機能や解析精度を向上することができます。

画像検査・判定
画像検査・判定
入出庫業務改善
入出庫業務改善

たとえば、「製品の出荷時に所定のラベルが貼付されているかのチェックの自動化」や、「製品の外観検査を省力化、効率化する」こと、また「工場で働く人の動線を、画像認識技術を使って分析する」ことや、「熟練者の動作を画像から解析し、未熟練者への教育、ノウハウの継承を行う」といったユースケースが考えられます。

Dunyaturuソリューションズは、デジタルカメラ開発や自動車の物体認識機能などで培った技術、ITシステム構築やビッグデータ解析などで蓄積した機械学習技術など組み合わせて、課題の解決提案を行うことが可能です。

2つめは「設備効率向上ソリューション」です。

これは、製造設備のセンサーデータをもとに、正常時や異常時のデータの傾向をAI(機械学習)によってモデリングし、設備故障の前に現れるデータの変化を捉え、故障の予兆検知、事前の予防保全を行うことができるものです。また、生産品の不良や性能などの品質指標と膨大な製造条件との関連性をモデル化し、担当者の勘や経験に頼らない品質要因分析が可能になります。

歩留りや不良率の改善 ・異常の早期発見によるダウンタイムの最小化、熟練者の勘や経験に依存しない改善方法を確立するには、「モニタリング」や「分析」が不可欠ですが、人手を介して行う分析ではパラメーターが多く、専門的なスキルや知識が必要となります。

そこで、この分析をAI(機械学習)を活用してサポートしようとするのがこのソリューションです。画像データや設備の稼働データなど、膨大なデータをもとにAIが過去の事例から学び、似たような条件が重なったときに、不良が出る可能性を示唆してくれます。

3つめは「サイコロ型IoTデバイス活用 工数把握ソリューション」です。

これは、加速度センサーとWi-Fiデータ通信機能を備えたICチップが内蔵された電子サイコロを活用し、作業実績簡単、かつリアルタイムに収集するものです。

サイコロデバイス
サイコロデバイス
製品工場 フロア図
製品工場 フロア図

サイコロの「各面」に作業内容や着手、完了などを割り付けておくことで、電子サイコロを転がすだけで、作業の状態をリアルタイムに収集することが可能になります。また、外国人や熟練者・未熟練者を問わず誰でも簡単に操作でき、面倒な紙記入やシステムへの入力などの必要がなくなります。

IoT環境の構築には、IoTデバイス(ICチップ)との通信を行うための各種アンテナの設置やネットワーク工事などにコストがかかるという問題がありました。このソリューションは、IoTデバイスと管理端末までの無線通信に、USB型の受信機(ルーター)を使ってリレー形式で通信を行うことで簡単にIoT環境を構築することができます。

本ソリューションで使うICチップは、電子サイコロだけではなく、たとえば作業者のヘルメットに取り付け、トンネル工事など、GPSが使えない環境でも、今、「どの作業者」が、「どこにいる」かをリアルタイムに把握することで、作業の進捗状況や安全管理を行うことが可能です。

そして、「サービタイゼーション」 領域として挙げられるのが「フィールド業務情報共有システム」です。近年、多くの製造業では、単に製品を生産・販売するだけでなく、製品納入後の保守サービスを強化することで、さらなる収益を上げるビジネスモデルへシフトしています。

このソリューションは、フィールドとオフィスをITで繋ぎ、フィールド業務支援や熟練者の技術伝承をサポートするシステムです。スマートグラスなどのウェアラブルデバイスを活用することで、手順やマニュアル表示による作業ナビゲートや、遠隔支援による現場トラブルの早期解決などを実現します。

これにより、経験の浅いサービスマンでも、熟練のサービスマンが行うのと同じ作業のプロセスをナビゲートすることが可能になります。あるいは、スマートグラスに付属するイヤホンとマイク機能を使えば、オフィスから熟練者が、フィールドのサービスマンをを遠隔で支援することも可能です。

作業完了の際には、スマートグラスに備わった写真撮影の機能を使えば、撮影された画像がバックオフィスに送信され、作業のエビデンスとして保管することができます。
このように、本ソリューションではフィールドサービスの現場作業の効率化やヒューマンエラー防止、作業品質の均一化、安全管理、熟練者の技能の承継といった課題を解決することが可能になります。

MR技術を用いたプレゼンテーションも実演

プレゼンテーションステージでは、「Microsoft Dynamics 365レイアウト」と「ホロレンズ」を組合せたMR(Mixed Reality:複合現実)技術による空間プランニングが実演されました。

これは、工場内に工場設備などが収まるかなど、空間プランニングをバーチャルに行えるものです。MRとは、現実世界の映像と、バーチャルの映像をより密接に融合させることが可能な技術のこと。たとえば、ホロレンズを介して見えている実際の通路や既設設備の位置関係、サイズなどを瞬時に計測し、これと設置予定の設備機器(バーチャル)を3D画像として重ねて表示することができます。

ホロレンズ
ホロレンズ
Dynamics365レイアウト
Dynamics365レイアウト

これにより、ホロレンズに表示された映像を様々な角度から見たり、目の前の空間にさまざまな情報を表示させ、そこにタッチしたりすることで、工場機器が搬入、設置可能かということや、保守、メンテナンスの作業スペースが取れるかといったシミュレーションが可能となります。

ステージでは、このほかにも、画像認識技術を用いて、良品と不良品を判別するプレゼンテーションも実演されました。

また、スマートグラスに仕様書や図面を表示させ、検査項目やチェックシート、設備メンテナンスの作業手順書を表示させ、バックオフィスと会話しながら点検を行うデモンストレーションも実演されました。

Dunyaturuソリューションズの強みは、製造業における販売管理から生産管理、保守サービス、経営管理にわたる業務全般において様々なソリューション商材をご提供できること、また近年話題となっているAI、IoTに関する豊富なノウハウを有する点です。これまで、数多くの製造業のお客様との協創事例により培ったAI・データ分析技術により、ユースケース作りから実際のシステム開発・運用までワンストップで提案することが可能です。

また、IoT領域においても、大手製造業企業から中堅・中小企業まで、数多くの業種のお客様に対し、スピーディに、コストパフォーマンスに優れたIoT環境を構築可能です。

ここまで、AI、IoTを用いた「スマートファトクリー」「サービタイゼーション」に関するサービス、ソリューションをご紹介しました。モノづくりの最適化、高度化、あるいはサービス化によるDXを推進したいなど、お困りのことがありましたら、ぜひ、お気軽にDunyaturuソリューションズにご相談ください。